メンテナンスサービス

ニーズに合わせ、
メンテナンス領域からご支援。

設備のブラックボックス化や部品図面の欠如を理由に、計画的な保守が進まない現場は少なくありません。加えて、生産停止リスクの高まりやメーカ依存のコスト・納期も障壁となり、現場担当者が手を打てずに立ち止まってしまうケースが多く見られます。
メンテナンスサービスは、このような保全担当者の悩みに寄り添い、現品スキャンから再製作、導入後のノウハウ蓄積までを一貫して支援します。

設備メンテナンスで、こんなお悩みありませんか?

「部品図がなく装置の中身がブラックボックス化していて、自社だけではメンテできない」

「価格も納期もメーカーの言い値で、高コスト・長納期から抜け出せない(メーカー依存)」

「メンテ履歴や図面が残らず、社内にノウハウが全然たまらない

第三者目線の改善提案をしてくれる人がいない」

「製品不良や設備故障が起きても、原因が特定できずに手が打てない…」

ライン全体の効率化を意識したメンテナンスを実施したい」

パンチ工業はそんなお悩みにお応えします

現品スキャンから図面化までワンストップ

図面のない保守部品でも、現物をお預かりし 3Dスキャン → CAD図面化 → 部品の再製作 までを一貫対応。測定データと図面は、以後の保全に再利用できます。


パンチ工業の3D計測サービス

パンチ工業は、創業50年・15,000社を超える取引実績の中で培った加工技術と現場理解を背景にした計測ソリューション、「3D計測パートナーズ」 を運営しています。

3Dスキャンを軸にした柔軟なサポート体制で、ものづくり現場の“見えない課題”を可視化し、スピードと精度の両立を実現します。

匠の加工技術で高品質・低コスト

金型業界で培った精密加工ノウハウを活かし、±数μmの高い寸法精度と量産にも耐えるコストパフォーマンスを両立。

小ロット・短納期にも柔軟対応します。

自主保全を支援するデータ納品

作成したCAD図面・測定レポートをセットで納品。

社内の保全マニュアルや部品管理システムにそのまま取り込み、メンテナンスノウハウの蓄積 を後押しします。

アフターフォローまで一貫体制

再製作後の 組付け立会い・初期不良解析・改良提案 までサポート。

近隣拠点からの迅速対応で、生産停止リスクを最小化します。

メンテナンスパーツの3Dデータ化

メンテナンスパーツの3Dデータ化

メンテナンスサービス導入効果

Before(導入前)After(導入後)
メンテナンスにかかるコスト・納期調整が負担部品メーカー品質で負担軽減
※納期、価格の30%低減の実績あり
不具合が頻発していたが、原因がわからない3D計測で 根本原因を可視化
メンテナンスパーツの図面・履歴が社内に残らないCAD・測定データを元に技術を継承可能な形に
ただメンテナンスするだけで改善提案が得られない現場目線の 改善プランを提示

ご利用の流れ

STEP
生産設備、対象部品の課題確認

生産設備や対象部品について、現場の状況や抱えている課題をヒアリング。
摩耗や破損の原因、再現したい性能などを整理し、対応すべき技術要件を明確にします。

STEP
3Dスキャンと設計データの作成

対象部品を3Dスキャンし、CAD図面を作成。
必要に応じて機能補完・寸法最適化も行います。

STEP
試作と設備での実証検証

作成した図面をもとにサンプルを試作。生産設備での装着・動作確認を行い、実際の運用条件下で検証します。
無償サンプル提供もおこなっております。詳しくはお問い合わせください。

STEP
トライ&エラーによる最適化

検証結果を踏まえ、寸法調整や材質変更などを行いながらトライ&エラーを繰り返します。
生産設備の安定稼働をゴールに、品質と性能を確保します。

STEP
量産供給とリバースエンジニアリング完了

メンテナンス部品の内製化・安定調達が可能となり、生産の量産化・安定化を実現します。

よくあるご質問

図面化に使用する3Dスキャナの性能(精度など)は?

3Dスキャナでの取得データは、XYZ座標値をもった数万点もの点の集合体で構成された形状データです。通常の測定機(CMM等)に比べ、短時間でより多くの情報を正確に取得し、3D(形状)で図面化することが可能です。

3Dスキャナで測定できないものがある場合はどうなりますか?

基本的に3Dスキャナでの測定になりますが、3Dスキャナが利用できない場合、社内外の技術ネットワークを通じて必要な測定を実施いたします。詳しくはお問い合せください。

実績のある生産設備や対象部品を教えてほしい

食品飲料業界・自動車業界・日用品業界など多岐にわたる実績がございます。「こんな場合はどうか?」などまずはお気軽にお尋ねくださいませ。

製作した対象部品が使えなかった場合はどうなりますか?

製作した部品が使用できなかった場合には、原因を特定し対応策を講じます。立ち上げに時間がかかるケースもあるため、長期的な解決方針をご検討いただけますと幸いです。